2つのプラットフォームに同じ体験を構築する基盤
既存ランタイムで動作していた画面フローと再生処理を、Androidランタイム上でも同等に機能させるための基本構造を整備した。
1つのプラットフォームにのみ対応した製品は、完成とは言えない。個々の画面の品質に関わらず、異なるランタイムで同じ体験が再現されなければ、製品としての一貫性は担保されない。今回の作業では、Androidランタイム上に同等の製品体験を実装することを中心に置いた。
まず、起動フロー(スプラッシュからオンボーディング)、タブベースのナビゲーション、各画面の繰り返し構造を定義した。再生面では、オーディオセッションの初期化、トラック読み込み、ミニプレイヤー、リールズ再生、ロック画面およびNow Playingのリモートコントロールが一貫した状態を維持するよう整合させた。エフェクトやリバーブといったオーディオ処理レイヤーも同じ構造に統合し、再生状態と画面状態の不一致を解消した。
この段階の目的は機能の拡充ではなく、2つのランタイムが同一の基準で動作する土台を確立することにある。一方のプラットフォームで整備されたフローが他方でも同様に再現されることで、以降の変更を両環境に一貫して反映できる。