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画面ごとに異なっていたトラック情報を統一するまで

2025.12.13技術記録#product-ui#content#playback

曲タイトルとアルバム名が画面ごとに一致しない問題を、メタデータの参照元を単一化することで解決した。

同一のトラックであっても、ミニプレイヤー・詳細画面・ロック画面でそれぞれ異なるタイトルやアルバム名が表示される問題があった。各画面がメタデータを独立して保持していたため、情報が更新されても一部の画面への反映が遅延し、古い値が残存するケースが発生していた。

この不整合は機能仕様上は表面化しないが、再生体験の信頼性を直接損なう。目標は、どの画面から操作しても同一の表示状態を保証することだった。各画面が個別にメタデータを保持する構造を廃止し、単一のデータフローから値を参照する形に整理した。アルバム情報が変更された場合、その値を参照するすべての画面が同一のタイミングで更新を受け取るようになった。リアルタイム同期の経路も見直した。初期同期の完了後にサブスクリプションを開くことで順序の逆転を防ぎ、接続断時には指数バックオフで再接続するよう処理した。時刻比較はすべてUTC基準に統一し、限定公開コンテンツが画面ごとに異なって表示される問題を解消した。

リール再生では、自動リトライの仕組みを削除した。失敗時に内部で自動的に再試行する代わりに、ユーザーが明示的に再試行する形に変更した。失敗を内部処理で隠蔽するより、ユーザーに明確に提示するほうが製品としての信頼性に適合すると判断した。