UI改善とコアへの判断ロジック移行
エントリーフローと主要UI表面を改善するとともに、コンテンツ表示ルールと再生判断ロジックをプロダクトコアへ移行し、アプリ全体の一貫性を確保した。
リリース直後の画面には、機能としては完成しているものの、フローが整合していない箇所が残っていた。スプラッシュからオンボーディング、ホーム画面へと続くエントリーパス、およびミニプレイヤーやリールスといった利用頻度の高いUI表面がその対象だった。今回の作業の主な目的は、これらの区間のフローを改善し、画面を機能の羅列ではなく連続したユーザー体験として再整備することだった。
UI表面の改善だけでは一貫性を確保できない。moment・inst・レコメンデーション・探索の各画面が同一の基準でコンテンツを表示する必要があるため、表示順序と表示条件の定義を合わせて見直した。表面が整っていても、その背後にある判断ロジックが分散していれば、不整合はすぐに再発する。
これに対応するため、モーメントの選択・連結に関する判断ロジックをプロダクトコアへ移行し、決定は一か所で行い、画面はその結果を受け取ってレンダリングする構造に境界を再定義した。オーディオセッション、トラック読み込み、エフェクト処理、ロック画面リモートコントロール間の状態同期も合わせて整備した。再生中の状態と画面上の表示状態が一致することで、アプリの再起動や画面遷移が発生しても再生体験の連続性が維持される。